• 自分の意見を受け入れてもらえないと無意味だと感じ、自分の感情を抑圧してしまう。
• 条件付の愛。相手の反応が期待通りでないと怒りや悲しみが生まれ、それを抑圧してしまう。
• 家族や親しい人との交流、親切や思いやりを義務として捉えている。

自分が感じている苦痛を外に表現することを促すエッセンスです。
苦痛を表現できるようになると、他人の状況に気づきやすくなり、コミュニケーションがとれ、恐れの気持ちをリリースし、実際起きていることに立ち向かうことができるようになります。真実を明瞭にすることを促すので、他人から使われるという不健全な状況から自由になることが期待できます。
また、一方的で不公平な関係や義務的な関係を平等にする手助けをするため、あなたが真実を喋れば、他人も本当の色を見せるようになり、あなたの正しいやり方に感謝するか、または自己中心的なやり方を追求するか、どちらの場合でも、傷ついたあなたは自分がどのような立場にあるかはっきりわかるので、問題を解決するための次の手を打つことが可能となるのです。

恐れは人間のマインドにとって致命的です。恐れの感情があるから、我々は危険から身を守ることができ、それは本能的なものであるけれども、もし恐れを克服していなければ、我々の人生の流れは恐れによってせき止められることになります。
自分の意見をはっきり口に出すと、拒絶されるのではなかろうかと思う小さな恐れが、内なる活力や意欲の炎を弱め、沈滞させてしまいます。
その淀みの中で、問題点はどんどん大きく増殖して、最終的に危機を招いてしまうのです。
他人に対して包み隠さずに正直であることの方がより健全であり、他人の反応を受け止め、呼応することによって、自分が、自分自身の人生において、どのような状況に立っているかを、よりよく評価できるようになります。